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脂肪吸引体験談[1]
2008年1月25日 美容・ダイエット・薬■はじめに
このブログもあまり書くことなくなってきてしまったし、かと言って消すのも勿体無いし、ということで、この場をうまく利用して、せっかくなので先日受けてきた脂肪吸引の体験談を書こうと思う。
知り合いに公表しているブログではないからこそ書けることがきっとあるはず。
「脂肪吸引体験談」というキーワードで検索しここにたどり着いた人に、なるべくわかりやすく私が感じたままのその実態をお伝えできたら、と思う。
これを読む方への注意事項として、私はクリニック関係者や、そのライバル医院の関係者でも、知り合いがいるわけでもないことを理解いただきたい。
誰かをおとしいれるつもりも、広告記事にするつもりもない。
私はただ、私が体験したことを、これから脂肪吸引をしたい人や、美容整形とはどんなものか気になっている人に知って欲しいだけだ。
■コンプレックス
二十代後半にして初めて叩く、整形外科の扉。
突然思い立ったから、というわけではもちろんない。
何度も何度も「行きたい」と思っていた。
そう、コンプレックスを解消するために。
私には、どうしても二の腕を細くする必要があった。
高い身長と、水泳のせいで広がった肩幅という“骨格”のせいで、過食症で最高に太っていたときから25キロ痩せても「華奢」という言葉とは程遠い体型。
膝下がきれいに痩せたおかげで「脚のかたちはきれい」と言われることはあるが、太い二の腕はいつまでたっても太いまま。
Fカップのバストも、よけいに上半身の体格を大きく見せている。
胸痩せダイエットの方法なんて、どこにもない。
それどころか、友人にはなかなか相談できない。
たいていはうらやましがられるからだ。
「ダイエットすると胸から痩せる」という話をよく聞くが、私にはまったく変化があらわれなかった。
■どれにする?
細くなる気配のない、胸と二の腕。
巷にあふれるサプリメントやジェルなんかは信じられない。
「これはもう、脂肪を吸い出してしまうしかない」と思った。
エステ、脂肪融解注射、脂肪吸引……。
どれも高額だ。
試すなら、どれかひとつしかない、と思った。
エステが一番気持ちよさそうだ。
けれども、次から次へとコースをすすめられたり、高額な化粧品なんかを買わされたらどうしよう。
心が休まらないのもは、体にも悪影響に違いない。
注射はどうだろう。
注射なら好きだ、と思って調べたところ、最低五回は通わなければならないということがわかった。
しかも、「二の腕」というのは「腕二カ所」、つまり、倍の額がかかるのだ。
「おなか」なら一カ所のところを。
この額なら、吸引できるのでは?
「脂肪吸引」という名前の通り、これならダイレクトに脂肪を取りだせるに違いない。
テレビで手術の場面をみたことがある。
アメリカの番組で、超肥満の人の体に金属の管を突き刺して、まるで掃除機をかけているように脂肪を吸い出していた。
そうだ、これだ。
これなら脂肪が消える。
「細くなる」ということより、「体から脂肪細胞が減る」ということがなにより魅力だった。
■不安なこと
不思議なことに、痛みや傷痕に対する不安は皆無だった。
それよりも、金額と効果。
かなりの高額だ。
これだけ積むのだ。
もし効果がなかったらどうしよう。
しかし、この額をエステに使うよりはいくらかいいだろう。
私の頭は、二の腕の脂肪を確実に除去することでいっぱいだった。
■病院探し
わずかなボーナスと、あと残りは一年で払いきるくらいのローンで手術をしよう、と決めた。
インターネットで脂肪吸引をやっている整形外科を調べた。
たくさん見て、比べた。
どこも使っている機械や方法なんかは一緒だ、ということがわかった。
それならなるべく年間の手術例が多いところがいい、と思った。
そして、「麻酔や薬代、アフターケア料込み。この額以上はいただきません」というところを見つけた。
もちろん電話はフリーダイヤルで、相談無料。
全国展開しているクリニックで、症例数も多い。
何より、本院が家から近いことも気に入った。
私はその電話番号を手帳にメモした。
(続)
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